山の中で未知との遭遇。そんなに出会えない野生のクマ。
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北海道の野生動物といえば、熊!
北海道の人はみんな野生の熊に遭遇したことがあると思われているようなのですが…。
そんなに熊には出会いません。
北海道に住んでいる人のほとんど。
九割以上の人は野生の熊に出会ってないと思います。
出会った人も、遠くにいる熊を見かけたぐらい。
むしろ野生の熊に出会ったら危険ですから。
小学校のグラウンドに熊の足跡があった!とニュースになり、学校が臨時休校になるぐらい珍しいことなんです。
クマとの遭遇率は未知との遭遇
特に北海道のヒグマは本州のツキノワグマに比べて大きいです。
遭遇したら怖いです。
基本的にヒグマも人間が怖いですから人の気配があるところには近寄らないのだそうです。
ヒグマは雑食なので、どんぐりの実や植物の根、死んだ動物の肉なんかも食べるそうです。
生きている動物をむやみに狙うわけでは無いようです。
川に遡上する鮭を狙う映像をよく目にするので意外でした。
人里に現れるのは山の幸が不作だった時とか。
そんな食糧難の時に近隣住民やキャンプ場のゴミを漁ってしまう事例があるらしい…。
登山中のこと
私は野生のヒグマを目撃、もしくはニアミスしたことがありますよ。
前回のブログで話題にしました知床(しれとこ)と夕張(ゆうばり)岳の登山中です。
知床では「カムイワッカ湯の滝」を目指し駐車場からすぐの地点。
遥か彼方の斜面に黒く動く点が…。
同行者と共にうなずき合う。
あれはヒグマに違いない。
あれだけ広大で豊かな土地ですからヒグマの食糧もたくさんありそうです。
管理人の方にうかがったら、やはりヒグマでした!!
ヒグマがいるとわかっているので、ちょっと怖かったのですが観光シーズンで賑わっていたので無事に「カムイワッカ湯の滝」を堪能しました。
→また、別のブログで書きますね。
夕張岳も山深いところにありまして。
今から15年ほど前に登山をしました。
この日は小雨が降っていて登山者も少ない状況でした。
山の頂上に向かって歩いていく途中、
山の中から小枝を踏みしめるような気配と微かに異様な獣臭が…。
こ、これはヒグマかもしれない!?
まだ、距離はある。
登山用の「熊よけ鈴」をジャンジャン鳴らしながら命からがら(?)登頂。
そんな怖い思いをするなら登らなきゃいいのに…。
その時はお花畑を見てみたかったのです(汗)(汗)(涙)
北海道の大自然の中、特に登山者が少ないルートでは全身がレーダーとなり、感覚が研ぎ澄まされていきます。
まさに、歩く瞑想。
昔の修験者もこんな心境だったのでしょうか?
ちょっと占い師らしいコメントも入れてみました(笑)